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日本人は則天武后や楊貴妃が大好き―中国メディア

2021年2月19日、環球網は、唐の文化を大切にしてきた日本人が則天武后楊貴妃を愛しているとする記事を掲載した。

 

記事は、日本は大唐文化の忠実なファンであり、唐の時代や文化に関連した書籍や映像作品は枚挙にいとまがないと紹介。昨年にはNHKが「権力者の素顔 史上唯一の女帝・則天武后」というドキュメンタリー番組を放送し、「三大悪女」として日本人に知られている則天武后が手段を選ばずに出世した「黒歴史」と、則天武后の政治家としての側面を紹介して好評を博したと伝えた。

 

また、2010年には著名女優の石原さとみらが出演したドラマ「大仏開眼」が放送され、作品中では唐の服装や建築に対する専門的な考証が行われて、唐の長安城を模した平城京も再現されたほか、楊貴妃が最も得意だったとされる宮廷楽器の方響も登場したと紹介している。

 

さらに、17年には夢枕獏の小説を原作とした日中合作映画「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎」が公開され、唐の詩人・白居易と日本の僧侶・空海の視点から30年の歴史を描いた内容が人気を集めたとしたほか、05年には大阪市立美術館で「大唐王朝の女性の美」展が開かれ、色鮮やかな唐服を身にまとった優雅でふくよかな「唐美人」のイメージが紹介され、多くの来場者がその美しさに注目したと伝えた。(翻訳・編集/川尻)