【3月18日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)漢中市(Hanzhong)勉県にある三国時代・蜀漢の宰相、諸葛亮(孔明)を祭った武侯祠(ぶこうし)ではこのところ、樹齢400年を超えるニシキモクレンが見頃を迎えている。ニシキモクレンは例年3月上旬に花を咲かせ、開花期間は約半月。「長盛不衰(長きにわたり栄え、衰えない)」とも称され、今では国内で非常に珍しい種となっている。花をつけるまで10カ月を要し、このほど満開を迎えた。
ニシキモクレンは開花期に葉をつけない。水生植物のハスの花と似ているが、陸上で咲くため「旱蓮(かんれん)」と呼ばれる。(c)Xinhua News/AFPBB News